HACCP認定制度
水産食品加工施設HACCP認定制度
大日本水産会では、1998年より各検査機関等と連携し、米国向け水産食品のHACCP認定業務を行ってまいりましたが、認定業務の独立性、客観性及び公平性をさらに高めるため、大日本水産会の認定業務を行う部門を新たに法人化し、輸出施設の認定業務等を拡充していくことといたしました。
これを受けまして、2020年1月29日に新たに「一般社団法人日本食品認定機構」を設立し、米国向け水産食品加工施設のHACCP認定業務を実施することとなりました。現在、既に認定を取得されております加工施設の方におかれましては、継続審査・更新審査の際に、新法人での認定に切り替えてまいります。
新たに認定取得をご希望される方は、「一般社団法人日本食品認定機構」のホームページをご覧ください。
2020年3月末現在大日本水産会認定工場リスト
※4月以降の更新については、「一般社団法人日本食品認定機構」のホームページをご覧ください。
◆HACCP認定工場リスト
◆HACCP認定工場リスト(Eng)
◆HACCP認定(教育訓練施設)
◆HACCP認定(教育訓練施設)(Eng)
優良衛生品質管理市場・漁港認定基準について
大日本水産会では、従前から産地市場の衛生管理の向上のため、「優良衛生品質管理市場認定」を実施してきましたが、今般、「陸揚げ場の衛生管理」等を加えるとともに用語の統一を図り、産地市場品質衛生管理部会で審議し、「優良衛生品質管理市場・漁港認定基準」を策定いたしました。併せて関連資料の見直しも実施し、今後の審査は新たに策定した基準を適用することとなります。
◆優良衛生品質管理市場認定施設
現在、市場・漁港の衛生管理指導ならびに認定調査は一般社団法人海洋水産システム協会≫が行っております。
◆優良衛生品質管理市場・漁港認定基準
◆優良衛生品質管理市場・漁港認定基準チェックシート
◆チェックシートの使用方法
◆優良衛生品質管理市場・漁港認定基準の解説
◆全体版
◆優良衛生品質管理市場・漁港認定要領
◆産地魚市場における衛生品質管理の手引き
◆市場関係者向けガイドライン申込用紙
品質衛生管理水準判定の実施について
水産加工場における衛生管理の向上を目的とした「品質衛生管理水準判定」とは、加工場の方に、「やってみよう!水産加工場の品質衛生管理レベル自己判定チェックシート」を用いて加工場の衛生管理水準を自己判定していただき、加工場の衛生管理レベルのチェックを行うものです。
HACCP支援法
HACCP支援法(食品の製造過程の管理の高度化に関する臨時措置法)食品の安全性の向上と品質管理の徹底等への社会的な要請に応えて、食品製造業界全体にHACCPの導入を促進するため、平成10年5月に5年間の時限法として制定され(同年7月1日施行)、平成15年6月(同年年7月1日施行)及び平成20年6月(同年7月1日施行)にそれぞれ5年間延長する改正法が公布されました。同法はHACCPに取組む場合や、HACCP前段階の高度化基盤整備に取組む際の日本政策金融公庫による長期融資制度です。